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zoom RSS ★★★2010.05.02 細革/GW立山A・雷鳥沢〜池平山往復

<<   作成日時 : 2011/05/21 10:14   >>

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2010年GW立山ツアー2日目は、今回のメインイベント、雷鳥沢テン場〜池平山のワンデイ往復を決行しました。
充実の超ロングコースでした。

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2010年5月2日 GW立山・2日目 雷鳥沢〜池平山往復

天候:晴れ
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
4:57 雷鳥沢テン場
6:07〜6:18 別山乗越
7:10〜7:25 二股
9:52〜10:15 池平山
11:00 二股
15:22〜15:34 別山乗越
15:57 雷鳥沢テン場

池平山は、写真などで見る大斜面がとても魅力的で、是非行ってみたい場所だった。
しかし、ガイドブックでは、三ノ窓雪渓や池平山のエリアを滑る場合には、真砂沢出合や二股にベースキャンプを置くものが多く、剣沢小屋からでさえ丸一日のロングコースになるとされていたため、いつも雷鳥沢にベースを置く私には手が届かないと思っていた。

ところが、この(09〜10)シーズン、ICI登山本店に行ったときに、おそらくは店のスタッフが達成したのであろう、雷鳥沢から池平山を1日で往復した写真が掲示されていた。
何だ、雷鳥沢から行った人がいるのか。これに触発されて、一昨年真砂沢を滑って剣沢を登り返したときの記録や、昨年長次郎谷を滑ったときの記録を見返し、地図とにらめっこしてみると、たしかにできないこともなさそうだ。
それでは、ということで、池平山をシーズンの最大目標と定めた。

一昨年は、真砂沢出合から剣沢を登り返し、雷鳥沢テン場に戻るのに4時間かかっている。この記録を参考に、往路の行動時間の目標を午前11時までと設定。
万が一のビバークにも備えて、ツェルトはもちろん、防寒具や食料を多めに持つ。
そして、まだ登り始めている人の多くない5時に行動を開始する。

最初からアイゼンでスタート。凍った雪面にアイゼンが効いて小気味よい。この感触は大学時代以来か。
雷鳥沢から見る、朝日を浴びた奥大日岳がきれいだ。

画像


少しでも貯金が欲しいので、まとまった休憩も取らずに超ハイペースで雷鳥沢を登り切る。
別山乗越まで1時間10分。過去2年と比較してかなり早い。

早朝の剣沢は、昨年のようなフラットなアイスバーンではなく、風で飛ばされてたまった雪がウインドクラストを形成している状態。
スキーが潜って横にずれない、細板革靴には至難の雪質。
私には手に負えず、2〜3ターンごとに転倒する。格好悪いことこの上ない。
悪雪に多少強くなったという自信は、粉々に打ち砕かれる。

それでも、平蔵谷出合あたりからは多少マシな雪質になってくる。
雪の量は多く、真砂沢出合から先も十分。二股の直前あたりから部分的に割れているところが出てくるが、通過に全く問題なし。
二股の近藤岩手前でシールを貼る。「近藤岩」って何だ、と思っていたが、なるほどこれは目立つ。

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二股からは三ノ窓雪渓が一望できて壮観。上部は相当急にみえる。
ここもいつか行ってみたい。

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二股からはいよいよ池平山への登り。
三ノ窓谷出合を過ぎると、やがて池平山が見えてくる。

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小窓雪渓の先で、左手に平の池畔に突き上げる小沢と、そのまま沢を直進するコースに分かれる。
持っていたガイドブックのルート図では池の方にルートが記載されていたため、左の小沢を登る。
これが正解だった。先行していたパーティーをはじめ多くのパーティーは直進ルートを取って仙人山とのコルを経由していたが、そちらは尾根もやせているし、こちらの池ルートよりかなり遠回りになる。

平の池から山頂めがけて大きな尾根を登っていく。
かなりのハイペースで、ダントツの一番乗りでピークへ到達。
他のパーティーより私の方が遠くに戻らなければ行けないのだから、一番くらいでなければ困るのである。
おかげで、池平山の大斜面はまだまっさら。

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ピーク到着9時52分。目標の11時よりかなり早い。
正確にはピークはもう少し先なのだが、ピークまでの往復部分は滑りが楽しめるような斜面ではなかったので、ここまでとする。

                 池平山から裏剱を望む
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下りはかなり潜るど腐れ雪。
初級者向けルートと言われているが、斜度が思った以上にある。
しかも、尾根の両側が落ち込んで下が見えないので、高度感がある。
まっさらな斜面を滑ると雪がどしゃーっと流れ、雪玉もかなり転がっていく。
登高者の真上を滑らないように気を遣う。
コーンスノーのドームを快適に下るイメージとはほど遠く、慎重に、それでもしばしば転倒を繰り返しながら下っていく。
途中、小窓雪渓の側面から結構大きな雪崩が発生しているのを見る。
苦戦しながらも沢まで下りてくると雪も締まってきて、小窓谷出合あたりから二股までは超快適ザラメスキー。本当に滑りが楽しめたのは、結局この部分だけだった。

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二股からはシールを付けずにステップソールで登り始める。
糊のような雪質のおかげもあってか、グリップが良好で真砂沢の先までシールなしで登ってしまった。これは体力的に助かった。
そこから先はGW恒例、結構効く斜度の登りが延々と続く、剣沢・地獄の登り返し。
下りでは別山乗越から剣沢小屋なんてすぐに滑り着いてしまうので、剣沢小屋の下まで登って来ると「もう一息」と思ってしまうのだが、ここからもまだかなりあるのである。
特に、別山乗越が見えてからの最後の一本は、いつもひどくきつく感じる。

ようやく長い登りが終わって、15時22分に別山乗越到着。
後は雷鳥沢を下るだけ、この時間ならもう心配はない。
雷鳥沢は左寄りを滑り始める。沢上部の雪質が良く胸躍るが、さらに左にトラバースして尾根上に出ると、またも最悪のど腐れ雪となっていて、後悔する。
それでも、1日悪雪に鍛えられた成果もあり、そこそこの滑りでテン場に戻る。

                 テン場から雷鳥沢
画像


行動時間11時間。
水平移動距離約26km。
標高差はテン場〜別山乗越が約500m、別山乗越〜二股が約1180m、二股〜池平山が約960mだから、1日で標高差約2460mを登り、同じだけ滑ったことになる。

この山行はICI登山本店に掲示されていた記録に触発されたわけだが、細革で走破したとなると、本邦初(?)とまではいかなくても、おそらく近年ではあまりないことだろう。
何しろ、雷鳥沢のテン場でさえ、革靴はほとんど見かけないのだから。

しかし、達成感はかなりのものだが、これだけ苦労したのに雪質に恵まれず、滑りが十分楽しめなかったのが心残り。再挑戦するか・・・。


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