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zoom RSS 2009.05.02 細革/09GW立山A 国見谷(立山カルデラ上部)

<<   作成日時 : 2011/07/20 08:48   >>

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09年GW2日目は、立山カルデラに滑り込む。予想以上の好ルート!

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2009年5月2日 09GW立山・2日目 国見谷(立山カルデラ上部)

天候:晴れ
装備:(板)BDポーラスター、(靴)スカルパ・ビンソン
<タイム>
6:30 雷鳥沢テン場
7:50〜8:05 一の越
8:40〜9:10 龍王岳・鬼岳コル
9:35〜9:55 国見谷2050m(登り返し点)
12:15〜12:55 室堂山2668mピーク
13:35 雷鳥沢テン場


昨日に引き続き、今日も快晴。気持ちの良い朝。

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今日は、酒井正裕「山スキールートガイド99」を参考に、同書掲載の「立山カルデラ上部周遊」ルートを目指す。
このルートは他では紹介されていないところに興味を持った。

まずはおなじみの一の越への登り。
一の越から御山谷に滑り込むが、御山谷上部の雪はまだ凍っている。
前日のシュプールでやや荒れた雪面を、右手の龍王岳から延びる永嶋尾根の末端を目指して、スキーをガタガタ言わせながら滑る。

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永嶋尾根末端を回り込むと、龍王岳と鬼岳のコルに向かう谷へ長いトラバース。このあたりではもう雪が緩んでグズグズになっている。
谷底から、龍王岳と鬼岳のコルへと登り返す。斜度は緩く、楽な登りだ。
今回は先がわからないので龍王岳−鬼岳のコルまで最短のコース取りをしたが、この後短縮ルートをとった結果かなり早い時間に室堂に戻っているので、もし今回と同じルートをとるなら、御山谷の滑りをもう少し下まで楽しんでから登り返すというのも良いかもしれない。

コルに着いたら、国見岳方面を観察。
ルートガイドではカルデラ側から国見岳の稜線に登り返すことになっているのだが、この年はかなり雪が少なく、稜線まで雪がつながっているか不安があった。
案の定、稜線下の雪はかなり消えていた。

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ルート変更も考えなければ行けないが、最悪、往路を戻ることは可能と考えて、先に進むことにする。
コルのカルデラ側上部は雪がないので、少しばかりガレを歩いて下る。
雪のつながっているところからスキーを履く。
こちらの西面はまだ凍っていてカリカリ。
下にはフラットな急斜面が続いており、高度感がある。
滑落すれば、かなり下まで落とされる。

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緊張しつつ、横滑りでエッジが効くことを確認し、ゆっくりと最初のターン。
どうやら何とかなりそうだ。
とはいえ何しろ細革なので、慎重に高度を落としていく。

上部の急斜面を振り返る
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少しずつ雪面も斜度も緩んでいき、リラックスしてくる。
広く明るい谷、滑り応えのある斜度、シュプールの全くない完全フラットな斜面。前にも後ろにも人の姿はなく、これを独り占めするのは最高の気分。
雪質に恵まれたこともあり、08年から10年の3年間のGW立山ツアーの中で、滑りの快適さでは最高の1本と思う。

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途中、2250m付近で、右手から室堂山方面につながる谷と合流する。
ルート変更を視野に、登れないかどうか観察。やや左の小尾根が登れるのではないかと見当をつける。

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引き続き、国見谷を下る。
このあたりまで来ると斜度もかなり緩み、古いデブリの跡などもあって雪面も上部ほど美しくはなくなってくる。
しかし、滑りは相変わらず快適だ。

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やがて谷が狭まり、国見岳側からの谷と合流する2050m地点に到達。
楽しかった滑降もここで終了。
ルートガイドでは国見岳方面に登り返すことになっているのだが、そちら方向を観察しても、見えるのは国見岳下の台地に上がる谷までで、国見岳稜線下の雪のつながりまでは確認できない。

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先ほどのコルからの観察ではかなり状態は悪そうで、台地まで頑張って登った挙げ句に「やっぱり無理だ」となってはショックが大きいので、ここでルートを変更し、2250m地点で確認した室堂山方面につながる小尾根を登り返すことにする。

滑ってきた国見谷を登り返し、2250m付近から左手の谷に入り、さらに小尾根に取り付く。
下から見た感じではシールで登っていける斜度なのではないかと思ったのだが、登ってみると予想以上に急。
やがてジグザグ登高も辛い斜度となってきたので、ハイマツ帯でスキーを脱ぐ。

ツボ足で雪の斜面に戻ると、あらためて急だと感じる。
腐れ雪なのでアイゼンはいらないかと思ったが、テレマークブーツはキックステップが苦手種目であり、一歩踏み出すごとに4〜5回けり込まなければならない状態。しかも、ハイマツの上の雪の層が薄い部分では、すごく滑りそうで足を踏み出すのに不安がある。
あまりの怖さに、また草付に逃げる。そのまま草付と露岩の中を登れないかと探るが、登れないので、アイゼンを装着して斜面に戻る。
すると、格段に安定感がアップ。
これで足下の不安はかなり減ったが、いずれにせよ高度感満点の登り。

斜度はさらに上がって雪壁のようになり、両手両足を使って四つんばいの登りが続く。
大学時代の冬合宿では経験しているが、今頃になってこんなことをすることになるとは思っていなかった。
早く終わってくれと思いながら登っていると、突然斜面が緩やかになり、人が現れる。
室堂山展望台横の2668mピークに到着。
ここから室堂側はメローな斜面で、ゆったり楽しんでいる人々と今までの緊張感との落差が激しい。

私もお気楽モードに切り替え、のんびりと雷鳥沢のテン場まで滑って、ツアー終了。
このにぎやかな立山にして、一の越から室堂山までの間、全く人に出会わない静かなツアーだった。
最高の滑りと緊張感のある登りで、充実した1日となった。


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