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zoom RSS 私の『ヒールフリー史』(4) 〜初めてのオフピステ

<<   作成日時 : 2011/07/31 07:06   >>

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1989年4月。初めてのテレマーク体験から2週間後、私は、TAJ(日本テレマークスキー協会)の主催する火打山ツアーに参加するため、再び妙高にやってきました。

高谷池ヒュッテに1泊して火打山を往復するツアー。
恥ずかしながら、当時は登山の経験もなく、完全に「ついて行く」だけの山行だったので、どういうルートだったのかはっきりしません。
とにかく、スキー場経由ではなく、下から全てスキーで登って、最後は笹ヶ峰道路の雪の壁の上に滑り降りてきたという記憶が残っています。
おそらく、笹ヶ峰牧場からの往復だったのだと思うのですが、下山した地点が牧場よりもかなり杉野沢寄りだったような気もします。

30人くらいいたように思う参加者に混じって、私もシールで登ります。
初めてのシール歩行は面白く、中学、高校とサッカーをしていたおかげか、登りもそれほど苦になりませんでした。
むしろ、自分は登山という行為が嫌いではないということを、このとき初めて自覚しました。

高谷池ヒュッテに荷物を置いた後、火打山へ。
初めての山での滑降で、火打山の無木立の大斜面に思うままにシュプールを描き、その快感からたちまち山スキーの虜に・・・という話だと美しいのですが、現実はそう甘くありません。
高谷池ヒュッテから上は濃いガスで、山頂についても展望は全くないどころか、視界がきわめて悪く、滑り出した先行者がすぐに見えなくなってしまうほどでした。

私もシールを外して滑り出しますが、シールでの歩行感と、シールを外した滑るスキーとのギャップに体が遅れます。
また当時は雪質を見る目もなかったし、古いことなので、どういう状態だったか記憶はありませんが、4月中旬だったのでおそらく雪質も簡単ではなかったのだと思います。
とにかく、滑っては転び、起きてはまた転び、でほとんどターンはつながりませんでした。
視界の悪い中、先行者のシュプールを一生懸命探しながら、なんとか高谷池ヒュッテに戻るのが精一杯でした。

高谷池ヒュッテの夜は、当然ながら、宴会。
テレマーカーには、登山・山スキーから流れてくる人と、アルペンスキーから流れてくる人の2通りありますが、当時は私のようにアルペンスキーから流れてくる人は少なく、このツアーの参加者も、登山・山スキーのベテランという感じの方がほとんどでした。
自己紹介で、私が19歳だというと、「おお〜、ティーンエイジャーだ〜」と皆さん大げさに驚いて下さいました。
実際、10代どころか、20代の参加者もわずかしかいなかったように思います。

翌日、天候は好転せず、そのまま下山ということになりました。
高谷池ヒュッテからの下りは、林間の滑りとなります。
これがまた、思うようにターン弧を調節するような技術のなかった私には、輪をかけて難しいのでした。
木にぶつかるのではないかという恐怖感から、姿勢はさらに乱れ、転倒に次ぐ転倒で、2つ3つターンがつながればいい方、という感じでした。
ただ、他の参加者を見ても、林間をスイスイ滑っていくような人はほとんどおらず、みんながそこら中でズテズテ転びながら降りているという感じでした。
考えてみれば、あの頃は、『テレマーク第1世代』の方々が日本でテレマークを始めてからまだ数年しか経っていなかったのですから、みんな経験が浅いという時代だったのでしょう。

結局、結構イケてると思っていた私のテレマークは、所詮にわか仕込みで、山のオフピステでは全く通用しませんでした。
しかし、あんなに転びながらだったにもかかわらず、初めてのオフピステのスキーは、とても楽しかったのでした。
そして、もっとうまく滑りたい、今回のように連れてきてもらうだけではなく、自分の好きなところに行って滑れるようになりたい、と激しく思いました。

自分の行きたいところに行く。そのために必要なのは、まず、登山の技術を身につけることでした。

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