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zoom RSS ★★1999.04.30〜05.02 細革/平ヶ岳、至仏山

<<   作成日時 : 2011/10/21 22:44   >>

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スキーシーズンも迫ってきましたが、ここで、残っている古いツアー記録をアップしておこうと思います。

99年のGWは、大学以来の山スキーのパートナーだった友人が山スキーから撤退してしまい、初めての単独ツアーとなりました。
せっかく泊まりで行けるGW、是非大好きなスノーキャンプをしたい。
しかし、単独で幕営装備まで揃えるとなると、今まで経験したことのない重荷でのツアーとなります。
また、初めての単独行なので、人の多いところの方が安心できます。
ということで、鳩待峠から1時間ほどでたどり着ける山ノ鼻に定着し、平ヶ岳と至仏山を滑ろうということにしました。

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1999年4月30日 入山

車で朝イチで鳩待峠に入るつもりだったが、不覚にも寝坊してしまった。
鳩待峠を出発できたのは12:30。
トレースがあり、ルートファインディングには困らない。
スキーを履いていったが、たびたび木道や橋が現れてスキーを何度も外した。
この日の状態ならスキーを担いで歩いた方が早かったかもしれない。
山ノ鼻に13:20着。
テントを設営した後、スキーを履いて散歩。春の陽光の下、雪原を歩き回るのは最高にいい気分だ。
水流の出ているところには、咲き始めのミズバショウ。無雪期には立ち入り禁止だろうが、今はすぐそばまで接近できる。
尾瀬ヶ原の向こうには、燧ヶ岳が見事。
寝坊で山を滑れなかったのは残念だが、こうしてのんびりしているだけでも十分楽しい。

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1999年5月1日 平ヶ岳

天候:晴れ
装備:(板)フィッシャー・GTSスーパー(靴)アゾロ・エクストリーム プロ
<タイム>
6:00 山ノ鼻
7:10〜7:30 尾根取付
9:20〜9:30 ススヶ峰
10:20〜10:50 1880m台地
12:10〜12:45 平ヶ岳
14:45〜14:50 ススヶ峰
15:20 尾根取付
17:00 山ノ鼻 

山ノ鼻から猫又川に沿って歩いていく。猫又川は流れが出ており、ずっと右岸を行く。
1か所だけ小さな高巻き(というほどのものでもないか)を強いられるほかは、平坦な河原歩き。

やがて二股に到達し、左俣に進む。
ほどなく次の二股が現れる。そこでスノーブリッジを渡り、左右に分かれる沢に挟まれた尾根に取り付く。
キッカースティッカー(キックゾーンだけをカバーする短いシール)を装着して登り出す。
始めは急登だが、それもわずかの間で、尾根上は緩やかな疎林となっている。
そのまま尾根を辿り、特にルートファインディングに困ることもなく、主稜線に出る。
さらに主稜線を辿って、最初のピークであるススヶ峰に到達。キッカースティッカーを外す。

ススヶ峰から先は、いくつかのピークを越える、アップダウンのある稜線歩きとなるが、全体的に緩やかで、登り返しの部分もテレマークであればシールなしで結構登れてしまう。

平ヶ岳への最後の登りの前に、キッカースティッカーを装着。
大斜面をひたすら高みを目指して登り、平ヶ岳に到着。
山ノ鼻から6時間。日帰りの往復ルートで、往路にこれほど時間がかかったのは当時としては初めてだった。

平ヶ岳の山頂はとても広い。そこに私一人。
四方はすべて山。音を発するものは何もなく、風が止むと全くの無音になる。初めての経験だ。
本当に山深いところに来たことを感じさせるこの風情に、いたく感動する。

山頂を十分に楽しんだ後、いよいよ下り。
山頂直下の大斜面も、滑ればあっという間。
そこから先はまたアップダウンのある稜線となる。
登り返しが消耗を誘う。

ススヶ峰まで戻ってくれば、後は下りだけ。
といっても、緩やかな林間の下りは、雰囲気はとてもいいのだが、滑りを存分に楽しむというところまでは行かない。

猫又川まで降り、往路と同じ河原歩きとなるが、平らなところを歩いているだけなのに、これが異常にきつい。
最後の最後は、もう自分のテントが視界に入るところまで来ているのに、足が出なくなってしまい、休憩。
こんなことは初めてで、その後も経験したことがない。
今思えば、あれは、いわゆる「シャリバテ」だったのだと思う。
予想以上の長時間行動で、行動食はとっくに切れていた。
しばらく休んだ後、最後の一踏ん張りを絞り出し、テントに戻って終了となった。

このルートは、まとまった斜面が少なく、正直言って滑りはそれほど面白いわけではない。
しかし、非常に強く心に残る、静かな山旅だった。

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1999年5月2日 至仏山

<タイム>
7:20 山ノ鼻
10:00〜11:00 至仏山
11:30 山ノ鼻
12:50 山ノ鼻
14:30 鳩待峠

今日は、スキーツアーの定番中の定番、至仏山を滑る。
フルサイズのシールも持っていたが、あえてキッカースティッカーを貼って、どこまで行けるか試してみる。
結果、山頂まで登れてしまった。
至仏山の山頂は、昨日の平ヶ岳とはうって変わって人、人、人。
山ノ鼻まで緩みのない大斜面の滑降は、最高。
山頂でたっぷり休んだが、出発から帰着まで4時間ほどだった。
平ヶ岳とは正反対という感じのツアーとなったが、これまた大変楽しめた。

山ノ鼻に戻るとテントを撤収し、鳩待峠に下山。
下山といいながら、実は登りである。
入山時は50分で着いた道のりであり、大したことはないと考えていたが、これが思いの外きつかったのが印象に残っている。

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