1989年のテレマーク

まほろば倶楽部の掲示板で紹介された、YouTubeの細革テレマーク動画。
あまりに懐かしく感動したので、こちらでも紹介させて頂きます。

1989年は、私が初めてテレマークを履いた年です。

翌年本格的にテレマークを始め、そこそこ滑れるようになって、友人とニセコに行きました。
そのとき、当時の私には信じられないくらい切り返しの早いウェーデルンで滑っている、テレマーカーの後ろ姿を見ました。
かなり離れたところからで、すぐに見えなくなってしまったのですが、友人(アルペンスキーヤー)と二人で「すげえ」と興奮したのを思い出します。

後日、『テレマーク・スキーイング』(山と渓谷社)に載っていた山本由紀男さんの後ろからのフォーム写真を見て、「あれはこの人だったんだ」と思いました。
真偽のほどは不明ですが、私は今でも山本由紀男さんだったに違いないと信じています。

ニセコで見た山本さんの滑り(もう決めつけさせてもらいます)は、テレマークでもあそこまでできる、アルペン並みのウェーデルンができるんだ、ということを私に思い知らせる衝撃的なものでしたが、『テレマーク・スキーイング』での山本さんの論考のサブタイトルが、まさに「テレマークスキーの長所を最大限に生かし、アルペンスキーに勝るとも劣らない滑りを追求する」というものでした。
山本さんの滑りを目撃していた私には、「アルペンに劣らない滑り」というのが大げさな話ではないというのが分かっていましたので、自分もあんな風に滑りたいと、当時としてはきわめて先鋭的だったその技術論を一生懸命読んだものです。
まあ、それを理解して実践する能力は到底ありませんでしたが・・・。

このビデオでの山本さんの滑りは、まさに『テレマーク・スキーイング』の写真のイメージ通り。
こういうものが今見られるとは、本当に感動しました。





※ちなみに、このころはテレマークレースに板の最大幅は73mm以下でなければならないというレギュレーションがありましたので、テレマーク用として売られている板はほぼ全て73mm以下でした(私は68mmを履いていました)。
ですので、ここに出演しているテレマーカーが履いている板は、今の一般的なBCクロカン用板であるフィッシャー・S-BOUND88(88mm)や、マズシャス・EON(83mm)よりも細いということになります。

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この記事へのコメント

雪くじら
2011年12月15日 18:51
ブーツは何だったのでしょうか?
アゾロ・エキストリームだったのでしょうか?

山本由紀男さんにはニセコで一回お会いした、というよりお顔を拝見したことがありますが、ナマの滑りは見たことがありません。Sekiさんは幸運でしたね。
わたっぺ
2011年12月16日 02:16
板の長さの件では、ありがとうございました。
ボクの師匠は川上さんなので、孫弟子になります。
と言っても面識はなく、4~5年前に一度だけ、
ニセコで滑りを拝見しただけです。
他にもこんな画像がありますので、よろしければ。
ご本人の作成です。とても参考になります。
http://www.youtube.com/nisekofun
Seki
2011年12月16日 09:55
>雪くじらさん
とてもブーツが判別できるような距離ではありませんでした。
ほとんどアゾロしかないような時代でしたが、バックル付きだったんですかねえ。

>わたっぺさん
動画紹介ありがとうございます。
iPhoneに入れる動画がまた増えました(笑)。

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