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zoom RSS 2015.04.04 BCXC/平標山

<<   作成日時 : 2015/04/28 20:08   >>

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BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。
今シーズンは仕事が忙しいこともあってなかなかツアーに行けないのですが、4月初めに1本行っておりました。
遅くなりましたが報告です。
天候の読みが外れて辛いツアーとなりました。

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2015年4月4日 平標山

天候:くもり→晴
装備:(板)クナイスル・ツアーライト59(靴)Xadv7
<コースタイム>
7:05 登山口(林道入口)
9:55〜10:33 平標山
   西ゼン滑降〜登り返し〜平標沢源頭トラバース
11:35 ユウガイヒト沢下降点
12:55 二居

今シーズンは仕事が忙しいこともあり、なかなかツアーに行けない。
3月初めに仕事を利用して札幌の春香山に行った後、3月中にもう1本と思っていたのだが、4月になってしまった。

ようやくめぐってきたチャンスも、どうも天気が良くなさそう。
しかし、直前に予報が好転し、上越の山は朝までは雨模様だが、日中は晴れマークになった。
翌日は早朝からサッカーの予定が入っていたので、例によって新幹線ツアーで楽をすることにし、久しぶりの平標山に出撃する。

越後湯沢に前夜泊し、朝イチ新幹線では乗れない始発バスで元橋に上がる。
別荘地外れの林道入口で支度をしていると、軽トラがやってくる。
山スキーヤーかと思ったら、おじさんが降りてきて、林道入口手前に駐めてあったワゴン車になにやら貼り紙をして帰っていった。
駐車禁止、か何かだろう。
国道沿いの駐車スペースに駐めないとこういうことになるのね、と学習する。

部分的に急斜面のトラバースになっている林道からスタート。
河内沢との分岐点からヤカイ沢に入っていく。

ヤカイ沢はいつも左岸の台地上についているトレースを追って登っていくのだが、この日はステップで登りやすい方に誘われて平らな沢沿いを歩いて行ったら、そのうち右岸に導かれてしまう。
これはいかんと軌道修正。
右へ右へと登っていき、通常ルートに戻ると、私が出発したときに出発準備をしていたパーティーに抜かれていた。
遠回りをしてしまったようだ。

斜度が強くなってきたところでシールを着け、左岸の支尾根に向かう。
天気が良ければ屏風のように広がる稜線が望めるところだが、稜線はガスに覆われて見えない。
沢筋には大きな底雪崩が出ていた。

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支尾根側面の急斜面を急ピッチで登り、支尾根の上に出ると、尾根の向こう側からの強風に叩かれる。
支尾根の上は、前回2012年4月19日に来たときには、尾根東側の雪庇(というか残雪)を登ることができたのだが、今回はそれより2週間も速いのに、東側の雪は融雪が進んで崩れており、登れない。
今年はてっきり雪は多いものと思っていたので、ちょっと驚く。

仕方なく、時折スキーを外して雪の切れたクマザサの上を歩いたりしながら、尾根上の残雪をたどり、それも難しくなると西側急斜面に残った残雪をトラバース気味に登る。
登るうち、いつしかガスの中に入っていた。
予報に反し、天候回復の兆しは見えない。

ただでさえ急斜面をトラバースしながらの難儀な登りなのに、右スキーのシールが剥がれ始める。
シールは今までツアー途中での剥がれなど経験したことのないコールテックスのCT40だが、シーズン前に専用リキッドグルーを塗り直したものと勘違いし、先シーズン使ってそのままの状態で今回使用してしまったのが災いしたらしい。
たとえCT40でも、いったん剥がれ始めてしまうと剥がれは次第に広がり、短時間で粘着力を回復させるのは難しい。
最終的には右スキーのシールを外し、右はステップに頼って登ることになった。

必死になって尾根の側面を登っていたが、GPSを確認すると、既に山頂に続く稜線の側面まで来ていることが分かる。
稜線上に出れば、広く緩やかな斜面の登りのはずである。
そこで、右手のハイマツなど灌木の上をスキーで歩いて乗り越えると、意外と近くにハイマツの間に開かれた夏道があった。

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この灌木の上を歩いて渡った
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稜線上は、一面雪で覆われたメロウな斜面が山頂まで続いていたはずだが、ガスで見えない。
それでもこれまでより格段に登りは楽になり、やれやれと思って登っていると、あれ、こんな所にこんなのあったかな、というような所に灌木が頭を出している。
もしかしてやっぱり雪が少ないのか?
と思いながらやがて山頂に着くと、やはり、前回よりかなり雪が少ないことが分かる。
前回は山頂は完全に雪に覆われて直接斜面に滑り込める状態だったのに、今回は山頂周辺の雪は消えていた。

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そして、山頂は強烈な風。
その中で腹ごしらえをしながら天気の様子を見るが、やはり状況は変わらない。
強風の中では長居もできないので、風避けも兼ねて、西ゼンを滑ることにする。

西ゼンと言えば、前回、私のツアー経験の中でも上位に入る思い出の1本となった絶好斜面。
山頂からツボ足で数メートル下って、雪のつながった斜面の上に出ると、眼下にはこれから滑る西ゼンの大斜面が!

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ガスで何も見えない(泣)。
有数の絶好斜面も、この視界ではとても快適に飛ばすことなどできない。
雪質も前回よりはるかに劣り、比較的滑りやすいザラメの部分もあるものの、重く引っかかる雪の部分と、ザラメが凍った部分がまだらに現れるので、気が抜けない。
慎重に、周囲を確認しながら休み休み滑っていく。

沢が狭まる手前まで滑って、登り返す。
西ゼンの中は風は弱いが、高度を落としても視界は変わらない。
今日は山頂周辺の斜面を滑り倒してやろうと意気込んで早発ちしてきたのだが、とてもそんなコンディションではない。

もう下ってしまおうと思うが、予定していた土樽への下山は長いし、今から下った場合、予定より早すぎて越後湯沢に戻るバス・電車の時間が分からない。
記憶では、13時くらいのバスを逃すと夕方までバスはなかったはずで、下手をすると3時間も待つことになりかねない。
そこで、事前に平標周辺のルートを調べたときに見た、ユウガイヒト沢を下って二居に下りるルートをとることにする。

シールの不調もあり、西ゼンはステップのままで登り返す。
途中から右手にトラバースして、平標沢の源頭部に入る。
この辺りも一面おいしそうな斜面が広がっており、天気がよければなあと思う。

平標沢に入ると、また風が強くなる。
しかしガスが切れ始め、平標沢源頭を横断してユウガイヒト沢のドロップポイントに来たころには、陽が差して春の様相となる。
しかし山頂はまだガスの中で、風は相変わらず強い。
未練を残すことなく、ユウガイヒト沢の下りに入る。

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ユウガイヒト沢は、明るい疎林の斜面がかなり下まで一直線に伸びる、好ルートだった。
ネット上の記録はほとんどパウダーシーズンの記録だったのだが、たしかにここがパウダーだったら相当楽しいだろう。
ただ、BCクロカンで来るには、平標の山越えになるアプローチが厳しい。
特に、稜線付近はアイスバーンの確率が高く、BCクロカンでは不安がある。
また木がかなりまばらなので、東谷山などに比べ雪崩れリスクが高そうだ。

さて、いよいよ滑降。
陽に照らされたまっさらなザラメの斜面は非常に快適そうで、期待が高まる。
ところが、滑ってみると、思った以上に斜度がある。
雪質もずれにくい、重く潜る雪で、BCクロカンには大変厳しい。

ステップターンを試みるが、スキーがずれてくれないので思うようにスキーを操れない。
まさに七転八倒しながらの下りとなる。
しかも、この斜面は、先ほど書いたようにかなり下まで一直線に続いている。
快適なコンディションなら最高だが、今日の場合、この手強い斜面が延々続くことを意味する。
もういい加減斜度が緩んでくれないかと、泣きたくなるような思いで下り続ける。

実に良さげな斜面なのだが…
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かなり下ってようやく斜度が緩むと、今度は林がやや密になってくる。
コンディションが良ければどうということはない程度の樹間だが、標高が下がってさらに雪質は悪くなり、私のBCクロカン技術では、樹を避けてテレマークターンをつないでいくことができない。
プルークやら横滑りやらを多用し、悪戦苦闘しながら高度を下げ、ようやく林道にたどり着いたときには、情けないがほっとした。
すっかり春の陽気の林道をテレーっと直滑降しながら、今日はこれが一番快適な滑りかも、と思ってしまった。

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ああ、もうちょっと上で粘れば天気が回復したのかな、と思って稜線を見上げると、やはり稜線はガスで覆われていた。
後日、同じ日のツアー記録をネットで見ると、かぐら周辺などはとても楽しそうな春スキーという感じだった。
結局、私は高度を上げすぎたということなのだろう。

前回の★★ツアーの再現、いやそれ以上を狙っていたのだが、逆に近年まれに見る苦行ツアーとなってしまった。


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