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zoom RSS ★2018.03.03 BCXC/栂池自然園〜天狗原〜紙すき山牧場

<<   作成日時 : 2018/04/26 20:00   >>

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BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。

以前からBCクロカンで行ってみたかった紙すき山牧場ルートに行きました。

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2018年3月3日 栂池自然園〜天狗原〜紙すき山牧場

天候:晴
装備:(板)クナイスル・ツアーライト59(靴)Xadv7
<コースタイム>
9:10 栂池ロープウェー自然園駅
9:55 天狗原
10:17〜10:30 尾根入口
11:13〜11:20 フスブリ山
11:36〜11:50 風吹大池
12:28〜12:33 箙岳
13:20 蒲原山
14:05 紙すき山牧場最上部
14:28 林道入口
15:50 道の駅おたり


以前コンスタントにこのブログを更新していたころとは身辺の状況が変わり、ツアーに行ける機会がめっきり減った。

今シーズンは1月に東谷山に行ったが、天候に恵まれずかなり下の方で撤退。
3月にしてようやく最初のまともなツアーとなる。

前日はまほろば倶楽部石木田さんにお願いして、スノーハープでクロカン体験。
純クロカンでゲレンデを滑ったり、軽ツアーをしたことはあったが、整備されたクロカンコースを滑るのは初めて。
予想以上に気持ちよく、ぜひ遊びのレパートリーに加えたいところだが、時間がない。
月1回程度しかスキーのチャンスがなかったら、やっぱりツアー優先になってしまうかな…

そのまままほろば倶楽部に宿泊し、翌朝石木田さんに栂池まで送って頂き、ゴンドラの始発に並ぶ。

今日は栂池ロープウェーの早春営業初日。
例によってチケット売り場に登山届を提出し、片道チケットを購入する。

今シーズンはたびたび大雪がニュースとなり、東京も近年では記憶にないくらい寒かったので、雪が多いというイメージだったのだが、白馬にきて里の雪が意外と少ないと感じた。
石木田さんによれば、1月は大雪だったが2月にほとんど雪が降らず、しかし寒かったのでその割には雪が減っていない、とのことだった。

その寒かった冬もここ数日ぐっと気温が上がり、一昨日東京は20℃まで上がった。
白馬は雨かと思ったら、ものすごく湿った雪が積もったとのまほろば掲示板情報。

昨日は晴れたがやはり暖かく、昼間ゲレンデで滑った他のまほろば倶楽部のお客さん方によれば、みなさん悪雪に苦しんだ様子。

そんな中、私はBCクロカン板の中でも細身のクナイスル・ツアーライト59で来てしまった。
いったい山の上はどんな雪質か、心配しつつ上山する。

ロープウェーを降りると、地元ガイドによる安全についてのレクチャーがある。
それによると、昨晩降雪があり、上は20cmくらい積もっただろうとのこと。
外に出てみると、心配したような湿雪ではなく、そこそこの雪質の新雪が足首ほどで、ほっとする。

天気は快晴で、白馬の眺望がすばらしい。

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ノートラックの天狗原下斜面はおいしそうだが、これは我慢するしかない。

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登っていくと、上は結構風が強い。
天狗原を突っ切って、目指す風吹尾根の下り口でシールを外す。

年季の入った道標。ルート中随所にあり。
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雪面には、それほど大きくはないが、シュカブラが。
先行する太い板を履いたパーティーは難なく滑って行くが、この板では大丈夫だろうか。

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慎重に滑り出すと、それほど強くパックされてはおらず、まあ滑れる。
安心して、しかしなおも慎重に滑っていくと、早くも妖怪板つかみが現れる。
つかまれたのは一瞬でそれほど大きな問題にはならないが、この先の雪質が楽観できないことを予感させる。

最初の明瞭な尾根上斜面を滑って、いったん平坦になり、次の斜面に入るところで、先行パーティーのシュプールを追いそうになるが、すぐにおかしいと気づく。
先行パーティーは北東の唐松沢を滑っているが、私は軌道修正して尾根ルートに進む。

尾根上には短い登りや、風によって深い凹凸が刻まれた雪庇などが出てくる。
ウロコが役に立つ。

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フスブリ山を通過し、緩やかな斜面を滑ると雪原に出る。
その先が風吹大池。

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背後には雪倉岳〜朝日岳の展望。

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しばし休憩の後、科鉢池のわきを通過した先で、風吹大池北西の雪原に滑り降りる。
そこから箙岳への登り。
雪原に折れて飛ばされたシラビソの太い枝、いや幹が落ちており、昨日の強風を物語っている。

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雪原から尾根に入り、緩やかに登っていくと、箙岳に到達。
雪倉岳東面と愛機で記念写真。

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さて、箙岳北斜面は、このルートの滑降記録でみなさん言及している、一番のお楽しみ斜面とされる。
しかし、無立木の急斜面は雪崩れリスクもある。
昨日の降雪後のこの斜面の危険度を評価する能力は私にはない。
しかも今日はBCクロカンの中でも細身の板で来てしまっており、これで重い新雪の急斜面に入っても苦労することが予想される。
そのため急斜面は回避して、左手の疎林帯から回り込む。
こちらも結構斜度があり、また意外と雪も軽く、楽しい。

箙岳の急斜面を振り返る(トップからのシュプールは先行者のもの)
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箙岳急斜面下から、ブナとダケカンバの明るい林を緩やかに登っていくと、蒲原山。

立派なダケカンバがあった
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蒲原山からさらに東へと緩やかな尾根を下っていくが、雪はかなり重く、そこに沈んだ細いスキーはレールにはまったように曲がりづらい。
やがて、尾根の左側かなり下の方に、紙すき山牧場が見えてくる。
牧場側の斜面は結構急である。
この雪質でこの斜度を滑るのはやだなあ、と思い、下降点を探りながら進んでいると、尾根がどん詰まりになる。
うーんやっぱりここまでのところで下降点を決めなきゃいけないわけね。
仕方ないので少し戻って下降点を決める。

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緊張しつつえいやと飛び込むと、予想外の軽い雪!
思わぬところで本日いちばんの新雪滑降が楽しめた。

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しかしそれは長くは続かない。
下るにつれ雪はどんどん重くなり、スキーが曲がらなくなる。
一方で、牧場のオープンな緩斜面に近い下部はさらに傾斜が増す。
しんどい滑りを経て、牧場のオープンスロープに出る。

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のっぺりした牧場の斜面はどちらを目指せばいいのかよくわからない。
まあいいやと適当に滑り出す。これが失敗。
オープンな緩斜面が終わり、十分な位置確認もしないまま樹林帯の急斜面に入っていく。
そうすると、これがものすごい悪雪。
重い雪に深く潜った細板は、全然曲がってくれない。
一方で、樹間は結構狭い。
少し滑っただけでうんざりする。

ルートガイドや過去の記録では、ここは林道をショートカットしてある程度のところまで下るとされているが、この雪質では一刻も早く林道に出た方がよい。
そう思ってGPSで現在地を確認すると、目指していた林道側の斜面ではなく、尾根を1本隔てた沢に滑り込んでしまっていることが分かる。
このまま降りていったら、下部で林道に出合うこともできなかった。

林道復帰を目指し、急斜面をトラバースしながら登る。
牧場まで登り返して、林道の入口に入る。

しかしこの林道も快適ではない。
とても大きく迂回して緩やかな斜度で道が付けられており、スキーは滑らず距離は異様に長い。
しかも雪が柔らかく潜るので、BCクロカンといえどもパスガングでスイスイ進むこともできない。

高度が下がって暑さも増す中、歩いて漕いで時々滑って、を延々繰り返す。
途中、ここなら確実に大丈夫だろうというところだけはショートカットするが、できる場所はそう多くない。
もう辛いし早く終わって欲しいという一心で先を急いだので、写真が全然残っていない。

林道が川沿いまで下りてくると、雪が時々途切れるようになる。
来馬温泉の手前まで来たところだっただろうか、土砂崩れが林道をふさいでおり、スキーを脱いでこれを越えて、ほどなくして雪が切れた。

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そこからはてくてく歩いて、道の駅小谷に到着。

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温泉で汗を流したら食堂へ。
長く暑い林道下りの後だけに、生ビールが激うま。
下山してすぐ乾杯できるのが、車を使わないツアーの醍醐味。
とんかつも美味。

道の駅ですっかり満足したら、また歩いて北小谷駅へ。
ここからは大糸線の接続しだいでは糸魚川回りで新幹線の方が早い場合もあるようだが、今回は白馬に戻り、バスで長野に出て新幹線で帰京した。

紙すき山牧場ルートは、細かいアップダウンがあるところなどはBCクロカン向きと言えるが、山深いロングルートであり、部分的に急斜面の滑降もあるので、BCクロカン上級者向きと言えると思う。
クラッシックルートらしい趣があり、ロケーションも良い好ルートだった。
しかし、今回は、天候はともかく雪のコンディションには恵まれなかった。
というか、時期が微妙だった。

これだけ長く標高差もあるルートなので、雪質の変化は激しい。
それを、3月はじめという、悪雪に遭遇する確率の高い時期の、降雪直後に行ってしまったのだから、苦戦するのも当然か。
雪が締まってザラメとなった3月下旬から4月に行くのがベストなルートかと思う。


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