【速報】2019.04.27~29 BCXC/尾瀬

BCクロカンを愛するみなさん、こんにちは。

今シーズンのGWツアーは前半(? 今年は半分に分かれてませんが…)に尾瀬に行ってきました。
速報をアップします。

3月の速報第1号はコースタイムを入れましたが、GPSデータをPCに落として時間を確認して、という結構面倒な作業が必要になり、真面目にやろうとするとまた時間がかかって速報性が落ちるので、今回はコースタイムなしにします。

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【速報】2019年4月27~29日 尾瀬

装備:(板)クナイスル・ツアーライト59(靴)Crispi Jokulen
<27日>
鳩待峠~至仏山~山ノ鼻~大白沢山下1810m台地

この日から季節外れの寒気が入り、鳩待峠は朝から雪がちらついていた。
朝のうちの天気は小康状態という予報だったので、予定通り至仏山経由で山ノ鼻へ。

小至仏山あたりからガスの中。
至仏山は旧雪にうっすら新雪が乗った状態。
新雪の影響はほとんどなし。
旧雪は完全に締まったザラメになっておらず、ブカブカして滑りやすくはないが、BCクロカンでもなんとかなる。
問題はホワイトアウトで、フォールラインもよく分からない状況。
1~2ターンずつ止まっては降りる。
そのホワイトアウトの中、至仏山の滑走禁止区域に入らないよう南寄りにルートをとっていたため、気づいた時にはかなり山ノ鼻への尾根から離れてしまい、尾根に戻るために大トラバース後、山ノ鼻に降りる。

明日の平ヶ岳に備え、今回はテントを大白沢山肩まで上げておく計画。
ルートは猫又川の二俣の間の尾根にとる。
猫又川右岸から尾根の取り付きに渡るスノーブリッジは難なく見つかる。
天気は予報通り荒れてきたが、雪はそれほどでもない。
しかし標高が上がると風が強くなって来たため、大白沢山の稜線まで上がるのはやめて、1810mの台地をテン場とする。

<28日>
テン場~平ヶ岳手前~テン場

前夜寝付くまでの雪の降り方はそれほどでもなかったのだが、その後本格的な降雪となったようで、「最大で30cm」と言っていた予報の最大値に近い積雪となったようだ。
ザラメを前提としていた事前の計画は狂ったが、ともあれ平ヶ岳を目指す。

最後の平ヶ岳直下大斜面の登りまではアップダウンがあるのでウロコだけで行くつもりだったが、新雪でウロコの効きが悪く、思っていたより時間がかかる。
また、白沢山の下りは、尾根の雪が激しく波打ち、滑れない。
それでも私はなんとか尾根通しに降りたが、帰りに通ってみるとスキーヤーズレフトの尾根側面を利用して滑り降りるのが良いようだ。

白沢山を下ったところからショートシールを付けたら一気に登りのペースが上がる。
しかし、最後の平ヶ岳の大斜面の登りにかかったところで、風が一気に強くなる。
登るにつれてさらに風は強くなり、耐風姿勢を強いられる。
しかも風の呼吸がなくなり、暴風が吹きっぱなしの状態。
足下の斜面を見れば、風で新雪が飛ばされて露出した旧雪の斜面は凍って光っている。
これでは登ったところでこのBCクロカン板で滑るのは危険と思い直し、山頂を目前に、シールを付けたまま斜面を降りる。

しかし、往路を戻る途中で振り返ってみると、私の次に登った2人パーティーの方は山頂に登りついていた。
後で降りてきたお二人に聞いた話では、お二人が登ったときには風はそれほどでもなく、山頂に着いた頃には止んだとのこと。
私はどうやら最悪のタイミングで登ってしまったようだ。

テン場に戻る途中で脇道にそれて、良さそうなノートラック斜面を滑ってみたが、もう雪はかなり重くなっていた。

<29日>
テン場~平ヶ岳~テン場~山ノ鼻~鳩待峠

雪で計画は完全に狂ってしまった。
この日はどうしようかと迷ったが、前日の平ヶ岳直前敗退が悔しく、リベンジを図ることにする。
雪はクラストしてウロコが効かないので、初めからショートシール装着。
この日はスピード重視、いくつかのピークは前日のトレースを活用してトラバースして進む。
快晴のはずが、目の前に近づいた平ヶ岳山頂に雲がかかる。
またか、と思ったが、今日は天気が味方して、山頂に着いた時には快晴となり、360度山、山、山の展望を楽しむ。
平ヶ岳の斜面は、一昨日の新雪の部分と旧雪が露出した部分がまだらになっている。
旧雪部分はフィルムクラストできわめて快適。
しかし新雪部分はハードにウインドパックされてスキーが回らない、という極端な差。
旧雪部分を選びながら滑る。

テン場まで戻ったら、明日は雨のようなので下山することにする。
テン場から下の斜面は、朝のクラストが緩んでど腐れ雪。
猫又川は行きと変わらず渡る場所には困らない。

山ノ鼻から鳩待峠までは、雪が少ない年は木道が露出して時々スキーを外したりしたこともあったが、今回は1箇所だけわずかに木道が覗いていた程度で、問題なくスキーが使えた。
終盤の登りはウロコではちょっと厳しい部分もあったが、結局シールは使わずに登り切った。

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